2023-10-04
ごっこ遊び

お知らせ

晴学館

 

 

晴学館でのお医者さんごっこの場面を紹介します♪

 

 

お医者さん役の女の子に、患者役の私がとても丁寧な診察をしてもらいます。

問診に始まり、血圧測定、聴診、触診、採血、レントゲン…

採血の際はゴムチューブで腕を縛る真似をしていて、とても手技が細かいのです。

診断は「お腹に大きな石が入っています」でした。

そして「今から手術をして石を取り出します」と告げられました。

大きな注射(麻酔)と開腹手術の場面で

「痛かったら手をあげてください」と言われました。

私は何度か「先生痛いです!」と手をあげました。

・・・が、「我慢して!」「大丈夫、痛くないよ!」「頑張って!」と

治療の手は止めてくれませんでした。

 

 

私は感動と笑いが止まりませんでした!

お医者さんの再現度、手技だけでなくやりとりの内容に至るまで

素晴らしいですよね!?

痛くて手をあげたのに治療を続けるあたりも・・・(笑)

 

“ごっこ遊び”の様子を見ていると、「よく見てるねー」と思うことが多々あります。

子どもたちは、大人の言動を本当によく見聞きし、それを会話や遊びの中で発揮します。

 

ごっこ遊びはこころ・ことば・コミュニケーションの発達や育ちと関連があります。

おままごと、ヒーローごっこ、お医者さんごっこ、学校ごっこ等

その時に興味のある役になりきって楽しく遊ぶ中で

実際の動きやことばの記憶・理解・再現、ルールや社会性の理解、やりとり等を

学んだり経験したりすることができます。

“遊び”の中の“学び”、子どもたちに必要な時間です。

 

皆さんも子どもたちの“ごっこ遊び”に参加したり観察してみてください♪

きっと面白い発見もありますよ(*^^*)

 

言語聴覚士 横井美希