晴学館でのお医者さんごっこの場面を紹介します♪
お医者さん役の女の子に、患者役の私がとても丁寧な診察をしてもらいます。
問診に始まり、血圧測定、聴診、触診、採血、レントゲン…
採血の際はゴムチューブで腕を縛る真似をしていて、とても手技が細かいのです。
診断は「お腹に大きな石が入っています」でした。
そして「今から手術をして石を取り出します」と告げられました。
大きな注射(麻酔)と開腹手術の場面で
「痛かったら手をあげてください」と言われました。
私は何度か「先生痛いです!」と手をあげました。
・・・が、「我慢して!」「大丈夫、痛くないよ!」「頑張って!」と
治療の手は止めてくれませんでした。
私は感動と笑いが止まりませんでした!
お医者さんの再現度、手技だけでなくやりとりの内容に至るまで
素晴らしいですよね!?
痛くて手をあげたのに治療を続けるあたりも・・・(笑)
“ごっこ遊び”の様子を見ていると、「よく見てるねー」と思うことが多々あります。
子どもたちは、大人の言動を本当によく見聞きし、それを会話や遊びの中で発揮します。
ごっこ遊びはこころ・ことば・コミュニケーションの発達や育ちと関連があります。
おままごと、ヒーローごっこ、お医者さんごっこ、学校ごっこ等
その時に興味のある役になりきって楽しく遊ぶ中で
実際の動きやことばの記憶・理解・再現、ルールや社会性の理解、やりとり等を
学んだり経験したりすることができます。
“遊び”の中の“学び”、子どもたちに必要な時間です。
皆さんも子どもたちの“ごっこ遊び”に参加したり観察してみてください♪
きっと面白い発見もありますよ(*^^*)
言語聴覚士 横井美希